アイコン 「私の恋人、今他の女と寝ています」 女性専用風俗で働く男性と付き合う彼女の本音

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「私の恋人、今他の女と寝ています」 女性専用風俗で働く男性と付き合う彼女の本音

最近、女性専用風俗(通称女風)という、女性向けの新しい風俗店が増えてきました。そこで働くのはもちろん男性で、来店した女性客に性的なサービスを施します。

そんな彼らも仕事以外は普通の男の子。もちろん恋だってします、彼女だっているでしょう。

女性風俗店で働く男性の彼女は、彼らのことをどう思っているのでしょうか?
女性風俗店といってもその形はさまざま。大々的に女性専用風俗を掲げている店もあれば、出張ホストやレンタル彼氏、女性専用マッサージ、添い寝屋……。と、一見そのようなお店ではなくともオプションにグレーなサービスが施されている店も珍しくはありません。

そのようなお店で働く男性従業員。彼らにも恋人はいるでしょう。彼女にはどのように自分の仕事のことを説明しているのでしょう? また、女性たちの本音はいったいどのようなものなのか。

今回、実際に女性専用風俗店で働く彼氏を持った、持っていたという知人に本音をぶっちゃけてもらいました。
レンタル彼氏で働く彼を持つMさん(24歳/OL)。彼との出会いも、なんとレンタル彼氏。もともとお客さんでした。

当時、恋人に振られて寂しさのあまりレンタル彼氏を頼んだMさん。その日は話をするだけで解散かと思いきや、解散する際に彼が「ホテルとか誘わないんですか?」と突拍子のないことを言ってきたそうです。

どうやら、Mさんが利用したレンタル彼氏サービスは、客をリピートさせるために半強制に枕営業を行うお店だったそうです。しかしMさんはその時にきちんと断りました。

しかし、彼は枕営業に応じなかったMさんに惹かれ、告白。やがて恋人関係に……。

そんな彼のことをMさんはどう思っているのか聞いてみました。

「営業をかけられているわけでもなく、彼と会う時はいつもプライベートなので客として見られているわけではないとは思うけれど、出会い方が出会い方なので1人の女性として見ていてくれるのか不安です」

Mさん自身、彼の仕事には理解があるようですが、自分のことを客以外として見てくれているかが不安な様子。

「今は、そこそこ人気があるらしいですが、客がいなくなったら私にも営業かけてくるんじゃないかって考えたりもします」

もしかしたら、仕事の延長戦で付き合っているのかもしれない。そう考えると胸が痛むと話すMさんでした。

出張ホストで働く彼を持つNさん(28歳/映像関係)。

彼とは出張ホストとは別の仕事の関係で知り合ったそう。

数回飲みに行くうちに、お互いのことを話すようになり、彼が副業として定期的に出張ホストで働いていることを知ったNさん。

当時彼はお金に困っているために副業をしていたと言います。その仕事に理解があるわけではないけれど、「お金に困っているなら仕方ない」と、渋々彼を受け入れたNさん。そうして交際はスタート。

しかし、実際に交際してみると彼のお金の使い方はかなり荒かったと言います。会うたびに違うハイブランドの服や鞄を身に着けていたという彼。出張ホストをしていた理由は、そのようなブランド品を買い続けるためだったのです。

Nさん「付き合っていくうちに、彼の本性が見えてきた感じがします。最初は『生活に困っていて副業をしている』と言っていたんですけど、どうやら違ったよう。

あと、副業で指名本数が増え、自分に貢ぐ客が増えるたびに、変に自信がついて性格も傲慢になっていきましたね」

出張ホストは指名本数が多いほど人気者になっていきます。自分には大きな価値があると、勘違いしはじめたNさんの彼氏。

最終的には本業を辞めて出張ホスト1本で働きはじめました。付き合う前は、『出張ホストなんて正直枕ばかりで早く辞めたい』と愚痴をこぼしていたにもかかわらず、今の彼はただのナルシストなホストになってしまいました。

「彼もきっと仕事柄、心を病んで買い物などでストレスを発散してたのかなと考えていたんですが、本業を辞めてしまった今はどうしようもないですよ。本当に悲しいです」

まだ彼とは別れてはいないというNさん。しかしもう何週間も会ってはおらず、距離を置いて彼を見守っているそうです。
一時期、添い寝屋で働く彼と付き合っていたAさん(22歳/出版関係)。彼とは雑誌の取材で出会ったそう。

24時間いつでも駆けつけてくれるという出張添い寝屋。店の建前上「性的サービスは一切お断り」とはなっているものの、取材とは別にプライベートでこのサービスを利用した際に、すぐにそのような関係になったと言います。

関係を持った際、「毎回こんなことするの?」と聞いたAさん。彼は濁すように「君だけだよ」と言ってくれたそう。

それからはプライベートで何回か会うようになり、付き合うようになったと言うAさん。

Aさん「彼に夢中な時は『君だけだよ』という言葉を信じていまいました。そういうことをするのは私にだけなんだと。しかし店の口コミをネットで見てしまったんですよね。そこには彼が色んな女性に枕営業を仕掛けているということが書かれてありました」

Aさんはたまたま彼の働く店の掲示板を発見。嘘か本当かはわからないけれど、そこで自分の彼の評判を知りました。

顏も分からない、ネットの書き込みを信じるか、「君だけだよ」と言ってくれた彼を信じるか。不安ばかりが募る日々。

ある日、その不安が爆発し、自分の事を本気で考えているなら仕事を辞めてほしいと本心を伝えたAさん。そして彼の答えは……。

「本心をぶつけてから音信不通ですよ。ありえないし、そんな彼を信じていた自分もバカだった。こんな経験があるから、このような職業の人に不信感があります」

自分はいったい彼のなんだったのかと、彼との時間を思い返せば思い返すほど惨めになるAさんでした。
このような女性に過度なサービスをする店で働く彼氏に対して、理解を持って接している彼女さんは多いです。(理解ある人が彼らと付き合っているのですが)

結局彼女たちが一番気になるのは“自分は彼の本命であるのか”ということ。職業なんて関係なく、女性向け風俗で働ていない男性に対しても恋する女性は同じことを思うでしょう。

だから、彼女たちも、そのような男性と付き合っているからといって、変わった女性というわけではなく、いたって普通の恋する女の子なのです。(桃倉もも/ライター)

(オトナのハウコレ編集部)

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