アイコン 「俺、セックス上手いよ」と言う男に限って劇的に下手くそな理由

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「俺、セックス上手いよ」と言う男に限って劇的に下手くそな理由

言ってたことと実態が違う人って、世間にチラホラいますよね。これってセックスの際にも当てはまる話です。
 
昔から、根拠なく自分のセックスに自信がある男性ほど、実際のテクニックは大したことがなく、相手をがっかりさせるもの。
 
たまに、やれ「俺は100人斬りしてるからテクがすごい」とか「女の子をイカせなかったことがない」みたいな大げさな発言をしている男性をしばしば見かけることがありますが、相手をした女性に「実際のところ、どうなの?」と質問してみると、結構な割合で苦笑いが返って来たりするものです。
 
ではなぜ、セックスが下手な男性に限って、自分のテクニックを自画自賛してしまうのでしょうか。そしてなぜ、そんな男性は相手をした女性に失望されてしまうのでしょうか。
 
その理由について、これまで筆者が見聞きしてきた事例をいくつか紹介してみたいと思います。
自画自賛をするというのは、自分に自信を持っているという証拠でもあります。その心意気は大切だったりするものの、実体が伴っていないと、滑稽に見えてしまうのは事実ですよね。
 
自分のセックスに妙に自信を持っている男性は、たしかに本当に上手な人もいます。でも中には、実際のスキルは決して優れていないものの、自分の評価を主観だけで評価してしまっているタイプも……。
 
そして、そういう男性があまりに自分のセックス上手を普段から周囲にアピールをしてしまうため、相手となる女性の期待を過剰に煽って、その結果「あれ? 思ったほどじゃなくない?」という印象をあたえてしまい、評価が下がるジレンマに陥っているケースがあるようです。
 
せめて自画自賛を控えていれば、セックスが終わったあとに悪い印象を残すこともなかったはずなのに、自分で「俺はセックス上手いよ? 試してみる?」みたいな誘い文句を使ったため、女性からはギャップで過小評価されてしまう男性というのはいるものです。
 
ですので、セックス前にこの手の発言をする男性に対しては、あまり期待は持たないでおくのが正解なのかもしれませんね。
本来、男性が「俺はセックスが上手だ」と確信するには、相手の反応ありきでなければいけないという前提があります。
 
普通、そのぐらいの境地に至るまでには、彼女、セフレが毎度ベッドインのたびにものすごく満足してくれるとか、何度もお誘いがあるなど、自分のスキルの高さを実感できる根拠があるべき。こういうことがあって初めて男性は「どうやら俺はセックスが上手いようだ」と考えるようになります。
 
ただ、中には社交辞令を真に受けてしまう男性もいるんですよね。
 
たとえば大人のお店。いわゆる風俗店に足しげく通っている男性にも、そういうタイプがいます。風俗店に頻繁に行き来する男性の場合、風俗嬢の基本的な営業トークを本気にしてしまい、「ああ、俺は本当にセックスがすごく上手なんだ!」と勘違いしてしまうことがあるようです。
 
風俗店ではお金を払って女性から性的なサービスを受けているだけの話で、そのサービスの内訳には、お客さんに満足して帰ってもらうという当たり前の心遣いが入っているというまでなんですよね。
 
それなのに、その社交辞令を真に受けて、実際に普通の女性とセックスをする前の段階でも「めっちゃ上手いって言われるんだよね~」みたいに自信満々で発言してしまう男性って、悲しいことにいるんです……。
 
そしてこういう男性は、普段お店でサービスを施されているだけの話なので、実際は本当に気が利かないセックスしかできないということが、めずらしくありません。
それから最後に、これも案外多くて女性にとっては困り者になってしまいっているのですが、AVに毒されていて、男優のテクニックを見様見真似で実践し、自信をつけてしまっている男性って、たまにいるんですよね。
 
彼らの考えるセックスの上手さって、根拠としてはモニターに映っているAV男優の動き。こればかりを真似て、トレースを心掛けても、そこに正解はないわけです。しかもあれはほとんど演出指示に従っているだけのアクションなので、本来は参考にしても意味がないものです。
 
観賞するユーザー向けのアクションをそのままなぞっても、相手にとってはそこまでいいセックスにはなりません。こんなことは普通に考えれば分かることなんですけど、あまりにAVに熱中してしまうと、その基本的な判別もつかなくなってしまうようですね。
 
筆者の知人にも、「AVでは女性がよろこんでた」と言って、無理矢理ハードなプレイを彼女に要求してしまい、振られてしまった男性がいます。
 
よく言えば素直。悪く言えば単純ということなのかもしれません。AV女優の方が演技をしている可能性を見落としているわけですから。
男性って、根拠のないことに対しても、妙に自信を持ってしまうタイプが多いんですよね。それがときにはメリットをもたらすこともあるのですが、セックスにおいて根拠のない自信はあまり良い結果を招きません。
 
自画自賛で「セックスが上手い」と主張していたのに、いざベッドインしたらてんでセンスがないというのは、相手をする側にしてみても、時間の無駄だったり、不完全燃焼に見舞われるもので、どこかモヤモヤしてしまいます。
 
今回紹介したような原因によって誕生する、男性の根拠のない自信。こういうものは、はっきりと指摘してあげて、目を覚まさせてあげるのが一番なのです。
 
そもそも本当にセックスが上手い男性ほど、そのことはあまり声高にしません。能ある鷹は爪を隠す、ということですね。(松本ミゾレ/ライター)
 
(オトナのハウコレ編集部)

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